2013年10月9日水曜日

第9回公開講座「旧石器時代の日本列島―野川流域から日本人類史の起源を考える―」のご案内

定員に達しました。お申込み、ありがとうございました。


「国分寺・名水と歴史的景観を守る会」の公開講座のご案内です。
今回で第9回となり、明治大学文学部教授の安蒜政雄先生をお招きいたします。

国分寺を水源地とする野川は遺跡銀座といわれるほど遺跡の多いところです。
なかでも野川遺跡に代表される旧石器時代の遺跡群は日本の旧石器時代研究に大きな影響を与えたことで有名です。そこで今回旧石器時代研究で知られる安蒜政雄先生に野川流域の遺跡群に焦点をあて日本人類史の起源をたどってお話頂きます。

会員以外の方もご参加いただけます。

■ 参加申し込み(必ず事前申し込みをしてください)     

下記の方法で11月5日までにお名前、ご住所、電話番号、人数をお知らせ下さい。
●電子メール:meisui.keikan@gmail.com  

※定員オーバーの場合のみ、ご連絡いたします。(定員:80名)

 
定員に達しました。お申込み、ありがとうございました。

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国分寺・名水と歴史的景観を守る会第9回公開講座
「旧石器時代の日本列島―野川流域から日本人類史の起源を考える―」

講師:安蒜政雄氏(明治大学文学部教授)
日時:2013年11月10日(日)13:30~16:30
会場:東京都国分寺労政会館 第四会議室
会費:500円(資料代込み)会員は無料
定員:80名先着順(要事前申し込み)
主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会
後援:国分寺市・国分寺市教育委員会・小金井市教育委員会

 
■ 講師プロフィール                     
1946年、千葉県生まれ。1969、年明治大学文学部卒業。1971年、明治大学大学院修士課程修了。1978年、明治大学大学院博士課程修了。学位請求論文「日本細石器文化の研究」により文学博士。1991年、明治大学文学部教授。1993年、第2回岩宿文化賞受賞。2009年第2回スヤンゲ学術賞受賞。主な著書に、『考古学キーワード(改訂版)』(編著、2002年、有斐閣)、『考古学の最前線』(共著、2003年、学生社)、『住まいの考古学(共著、2007年、学生社)、『旧石器時代の日本列島史』(2010年、学生社)、『日本列島 石器時代史への挑戦』(勅使河原彰氏と共著、2011年、新日本出版社)、『旧石器時代人の知恵』(2013年、新日本出版社)

■ 講座概要                             
 旧石器時代の日本列島には、新旧二度にわたって大挙、ヒトが移り住んできた。旧移住は、アフリカに生誕した現生人類が世界各地へと拡散した波の一つで、ここから日本列島の人類史が始まる。その旧移住民は、本州の中央部に、沢山の遺跡を残した。野川の流域に当たる場所は古多摩川の河床で、点在する中州の所々にヒトが住んだ。今からおよそ三万五千年前に遡る、後期旧石器時代初頭の出来事である。

 旧移住よりも大規模で、後期旧石器時代中頃の二万五千年前に前後する新移住は、背景に、最終氷期の最寒冷期を迎える世界的な気候の変動があった。出現した陸橋伝いに環日本海旧石器文化回廊が開かれ、大陸と日本列島間のヒトとモノの動きが盛んになる。この頃、国分寺崖線下を野川が流れ、川沿いに数多くの遺跡が群集した。

 このように、野川の流域一帯には、旧石器時代の歴史動向が色濃く投影されている。そればかりか、野川流域遺跡群の一つ野川遺跡は、同遺跡の発掘前後で、旧石器時代の研究史を二分する大きな役割を演じた。そこで、野川遺跡と野川流域遺跡群をとおして、旧石器時代研究の歩みを振り返るとともに、日本人類史の起源をたどる。


2012年10月24日水曜日

国分寺・名水と歴史的景観を守る会主催 歴史講座「武蔵国分寺の構造と景観~詔に見える好処の実態について~」のご案内

「国分寺・名水と歴史的景観を守る会」は、国分寺市が職員を講師として派遣する「出前講座」の制度を利用し、11月9日(金)、国分寺市教育委員会教育部ふるさと文化財課歴史のまち国分寺づくり特命担当係長の有吉重蔵さんを講師としてお迎えし、歴史講座を開催いたします。

会員以外の方もご参加いただけます。
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出前講座のご案内
武蔵国分寺の構造と景観~詔に見える好処の実態について~

国分寺建立の詔には「それ造塔の寺は兼ねて国の華たり。必ず好処を択んで実に長久にすべし。」とあり、国分寺は国華にふさわしい好処に建立することが命じられています。

発掘調査が継続されている武蔵国分寺跡では、近年寺周辺の東山道武蔵路や参道口、あるいは僧寺の二つ目の塔の発見など、これまでの武蔵国分寺像の見直しを迫る新たな調査成果が蓄積されつつあり、改めて武蔵国分寺の構造と景観を通して好処の実態について考えてみましょう。

日時:2012年11月9日(金) 18:00~20:00

会場:国分寺労政会館三階 第3会議室 

(JR中央線国分寺駅南口下車徒歩5分) 

講師:有吉重蔵さん
国分寺市教育委員会教育部ふるさと文化財課歴史のまち国分寺づくり特命担当係長
国士舘大学文学部非常勤講師(考古学)


講師プロフィール
1950年 福岡県生まれ。
1973年 国士舘大学文学部国史専攻(考古学コース)卒業。
1973年 国分寺市役所職員に採用。以降、国指定史跡武蔵国分寺跡の発掘調査に従事。
2001年 ふるさと文化財課長就任(国分寺市遺跡調査会事務局長兼務)。
併せて国士舘大学文学部非常勤講師(考古学)を兼任(現在も継続中)。
2002年 国分寺市市民生活経済課長兼農業委員会事務局長就任。
2004年 国指定史跡佐渡国分寺跡調査検討委員会委員に就任(2006年3月まで)。
2006年 市民生活部長に就任。
2010年 国分寺市役所を定年退職。
2011年 国分寺市教育委員会教育部ふるさと文化財課歴史のまち国分寺づくり特命担当係長 

主な著書
1986年「遺瓦から見た武蔵国分寺」・「国分寺市域における中世遺跡」、『国分寺市史』上巻 
1988年「武蔵国分寺の創建」、『古代寺院と仏教』古代史論集3名著出版
1995年「武蔵国分寺の創建期瓦窯」、『王朝の考古学』雄山閣出版 
1998年「武蔵国分寺」、『聖武天皇と国分寺』雄山閣出版 
2000年「武蔵国分寺・武蔵国府」、『文字瓦と考古学』国士舘大学実行委員会

参加費:無料

定員:50名(先着順)

参加申し込み(事前申し込みをお願いします)
・電子メール:meisui.keikan@gmail.com   
※住所、氏名、電話番号をお知らせください。 
※定員オーバーの場合のみ、ご連絡いたします。

主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会



2012 11.9国分寺市職員の出前講座チラシWEB版.doc



2012年8月16日木曜日

第8回公開講座「縄文文化に見る東西日本の地域差~湧水が歴史に果たした役割~」(講師:勅使河原彰氏)のご案内

勅使河原先生公開講座チラシ画像縮小版.JPG

鮮明なワード版:勅使河原先生公開講座チラシWEB.doc


「国分寺・名水と歴史的景観を守る会」では、会員のみならず一般の方からも参加をつのる「全国国分寺巡り」をこれまでに4回主催、このほか、2005年から年に1~2度、公開講座も開催しています。

今回は第8回目となり、テーマは縄文文化について。
私たちにとって身近な野川沿いの国分寺崖線上にも、たくさんの縄文遺跡があります。
事前の打ち合わせで、講師の勅使河原彰先生(考古学)から、

あの芸術的造形の縄文土器を、縄文人は日常の道具として使っていた!
東日本は縄文文化の先進地帯!
縄文人が年中涸れない湧水のそばを選んで居住したのは“定住”の証!

など、予告的なお話をうかがい、興味津々です。
魅力いっぱい、謎の尽きない縄文を、勅使河原(てしがわら)先生と一緒に紐解きましょう!
質問・懇談タイム、たっぷり取ります。

公開講座ですからどなたでも参加できます。
ふるってご参加ください!
事前に申し込みが必要ですので、下記をお読みください。

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国分寺・名水と歴史的景観を守る会 第8回公開講座
縄文文化に見る東西日本の地域差~湧水が歴史に果たした役割~講師:勅使河原(てしがわら) 彰(あきら)氏(考古学者)
日時:2012年9月16日(日)14:00~17:00
会場:国分寺市立本多公民館ホール
  地図:
http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/shi/003022.html
  国分寺市本多1-7-1 042-321-0085 
  JR国分寺駅北口下車徒歩8分(3つ目の信号右折)
  ※駐車場が狭いので、車でのご来場はお避けください
会費:500円(資料代込み)
定員:60名先着順(要申し込み)
主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会 

◆講師プロフィール◆
1946年、東京都生まれ。1975年、明治大学文学部卒業。専攻は日本考古学(主に縄文時代)。在学中は戸沢充則氏に学ぶ。現在、文化財保存全国協議会常任委員。主な著書に、『歴史教科書は古代をどう描いてきたか』(2005年、新日本出版社)、『縄文文化』(1998年、新日本出版社)、『日本考古学の歩み』(1995年、名著出版)、『日本考古学史―年表と解説』(1988年、東京大学出版会)など。主な共著に、『日本列島石器時代史への挑戦』(2011年、新日本出版社 安蒜政雄氏と共著)。2001年、第2回尖石縄文文化賞を受賞。 

◆講座概要◆
 縄文の時代の日本列島では、東日本と西日本とでは遺跡の分布と集落の規模については大きな差があった。そのような東西日本の地域差はどのようにして生じたのであろうか?東日本には台地が広く発達し、丘陵地も多く、広大な裾野が形成され、豊富な湧き水がある。総じて東日本は縄文人が集落を営むのに好適な場所が多い。一方、西日本では河岸段丘や丘陵の発達があまりみられず、ほとんどの地域で平坦地と湧水にめぐまれていないことから、縄文人が集落を営むのは、かなり限定的とならざるをえない。野川にも見られるように、縄文文化における湧水や川の果たした役割をさぐる。

◆参加申し込み◆
(必ず事前申込みをしてください)
電子メールにて9月13日(木)までに、
お名前、ご住所、電話番号、人数をお知らせ下さい。
●電子メール:meisui.keikan@gmail.com

閉会後、同じ会場で希望者による懇親会をいたします。
懇親会費:2,000円
参加希望者は、申し込みの際、その旨をお知らせください。
会員以外の方も懇親会にご参加いただけます。

国分寺・名水と歴史的景観を守る会のブログ:
http://meisui-keikan.blogspot.jp/

2011年10月21日金曜日

名水の会歴史講座「武蔵国分寺跡を訪れた大田南畝と水野忠邦」(2011.12.9)

国分寺・名水と歴史的景観を守る会歴史講座(ふるさと文化財課出前講座)
武蔵国分寺跡を訪れた大田南畝と水野忠邦

日時:2011年12月9日(金)午後2時30分~午後4時30分
講師:太田和子さん(国分寺市教育委員会ふるさと文化財課係長)
会場:国分寺労政会館 3階 第3会議室(定員70名)
参加費:無料
主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会

参加申込み・お問い合わせ
参加申し込みは下記まで、電子メールにてお願いします。(12/6までに)
電子メール:meisui.keikan@gmail.com
会員以外の方もご参加いただけます。

国分寺労政会館地図:
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sosiki/roseikaikan/kokubunji.html
JR中央線国分寺駅南口徒歩5分
国分寺市南町3-22-10
電話:042-323-8515

名水の会国分寺めぐり 〔バス旅行〕上総国分寺・国府跡と上総の古墳を歩く

〔バス旅行〕上総国分寺・国府跡と上総の古墳を歩く
主催 国分寺・名水と歴史的景観を守る会

 天平13年、聖武天皇は「全国に国分寺を建立せよ」との詔を出しましたが、そのなかで「必ず好所を択んで建てよ」とあります。各地の国分寺は本当に好処にたてられたのか、それぞれの国分寺がどのような場所につくられたのか、それを検証しようということで、私たちは諸国国分寺めぐりを企画しました。その第1弾として昨年6月、「下総国分寺と古代の市川を歩く」を市川考古博物館の山路直充先生、第2弾として12月に「下野国分寺・国庁跡と古代の下野を歩く」を国学院栃木短大の酒寄雅史先生のご案内で行いました。
そしてその第3弾として今回、市原市埋蔵文化センター所長の田所真先生のご案内で全国でも規模の大きい上総国分僧寺跡、尼寺の遺構としてはもっとも保存状態の良い国分尼寺跡、パノラマ式に遺跡をみることの出来る尼寺展示館等の他、有名な王賜銘鉄剣の出土した稲荷台1号墳、卑弥呼と同じ時代、東日本最古の前方後円墳の神門5号墳、さらに木更津に移り金鈴塚古墳から出土した金の鈴5個をはじめとする大量の遺物を展示している「木更津市立郷土博物館金のすず」を見て帰ります。
滅多にない機会ですので是非ご参加ください。
                              
●予定コース
①上総国分僧寺跡→②神門5号墳→③市川市役所屋上→④上総国分尼寺跡・同展示館→ ⑤稲荷台1号墳記念公園→⑥上総国府跡推定地→⑦市原市埋蔵文化財センター→⑧木更津郷土博物館金のすず
●同行・解説 田所真先生(市原市埋蔵文化財調査センター長)
●日時 11月30日(水曜日) 
6時50分 国分寺駅南口駅前集合 7時出発
8時JR 新宿スバルビル前集合(新宿駅西口、安田生命ビル近く)
8時10分出発。どちらでも自由です。
帰りは新宿駅経由国分寺駅前で解散。(詳しい地図は参加者に別途連絡) 
●雨天決行 雨具、昼食各自持参
●会費 5000円
●定員26名(先着順) 
●申し込み方法
氏名・住所・電話番号(あれば携帯の)・集合場所希望明記のうえ
hiroo@gk9.so-net.ne.jp または meisui.keikan@gmail.com

2011年8月3日水曜日

第7回公開講座 「古墳時代の技術革新-考古学人生50年記念講演-」

3.11東日本大震災以来、名水の会は活動を休止しておりましたが、6月に総会を開催し、活動再開しました。
9月は、名水の会7回目の公開講座を開催します。
参加申し込みが必要です。
8月30日(火)までに電子メールにて、お名前、ご住所、電話番号、人数をお知らせ下さい。
●電子メール:meisui.keikan@gmail.com

古墳時代の技術革新-考古学人生50年記念講演-

講師:椚 國男氏(多摩考古学研究会世話人)
日時:2011年9月4日(日)14:00~17:00
会場:国分寺市立本多公民館ホール(裏面に地図)
会費:500円(資料代込み)
定員:60名先着順(要申し込み)
主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会 

◆前方後円墳の設計をめぐる椚説の概要◆
 椚さんは1960年代に6世紀頃の竪穴住居を発掘した際、四つの柱穴の正確な位置などから設計の存在を感じ、「竪穴住居の設計計画」を『考古学雑誌』に発表しました。
その翌年、民衆の住居に設計がある以上支配階級の建造物や築造物にもあるのではないかと考えて前方後円墳の設計研究に入り、多くの古墳の実測図を調べて方眼を使って設計し、3種類の設計型に大別できることなどの説に達し、それを1975年に『古墳の設計』(築地書館刊)にまとめました。
 さらに氏はその後約1700基の前方後円墳を調べて古墳時代の全国的状況を概観し、つづいて後円部側が正円でない出現期の纏向型前方後円墳の研究に入りました。そして、纏向型が日本列島のほぼ全域に分布していること、「方眼設計法」が中国漢代の「方格法」であったことに気づきました。
 方格=方眼は拡大相似形と縮小相似形を作図する媒体で地上に大きな方格をつくって測り縮小すると地図になり、小さな方格に設計図を書くと巨大な相似形物を地上につくることができることをその後の著書に書いています。そして方格法は2世紀の後半か3世紀の初めに渡来し、前方後円墳・前方後方墳・双方中円墳などの複合形古墳が出現したのもそのためであるとし、わが国古代の技術革新であったととらえています。
 前方後円墳の設計・企画論は10説以上ありますが、椚説は後円部を基にしない唯一の説であり、この技法や技術が弥生時代を古墳時代に変えた大きな原因であると主張しています。

 椚さんは考古学の世界にはいられてから今年で50年を迎えられました。今回それを記念して長年にわたる研究成果をもとに古墳時代の技術革新について語って頂きます。

■参加申し込み(必ず事前申し込みをしてください)
8月30日(火)までに電子メールにて、お名前、ご住所、電話番号、人数をお知らせ下さい。

閉会後同じ会場で希望者による懇親会を予定。懇親会費:2,000円
参加希望者はその旨明記を。
●電子メール:meisui.keikan@gmail.com

■椚國男さんプロフィール
1926年 東京都八王子市に生まれる
1939年 府立織染学校色染化学科に入学
1944年 商工省東京工業試験所に入所
1945年 五月入隊が九月に延びて、八月敗戦
1946年 春陽会展に「極楽寺境内の梅」入選
1949年 八王子市立第五中学校図工科教諭になる
1950年 明治大学文学部地歴科地理(二部)卒業 同期に大塚初重さん
1952年 都立八王子工業高校定時制社会科教諭になる
1961年 全日制勤務に移る。生徒の要望で考古学部をつくる
1976年 『古墳の設計』と文化財保護運動で第一回藤森栄一賞を受ける
1978年 勤務校の『百年史』の編集を終えて定年退職
1985年 稲城市史編集委員になる(弥生・古墳)
1990年 多摩考古学研究会世話人代表になる
2006年 「国史跡八王子城とオオタカを守る会」が第七回和島誠一団体賞を受賞

現在 多摩考古学研究会世話人、日本考古学協会会員、
ふだん記「八王子・雲の碑」グループ、「高尾山天狗裁判」原告団幹事、
国史跡八王子城とオオタカを守る会(前代表)

主な著書
『古墳の設計』(築地書館)
『古代の土木設計』(六興出版)
『戦国の終わりを告げた城―八王子城』(六興出版)
『方格法の渡来と複合形古墳の出現』(築地書館)
『土の巨人―考古学を拓いた人たち―』(たましん地域文化財団)他 

2011年1月3日月曜日

1月定例学習会~鎮護国家の大伽藍武蔵国分寺の全貌

国分寺・名水と歴史的景観を守る会2011年1月定例学習会のご案内です。

2011年新年初の定例学習会は、国分寺市教育委員会教育部ふるさと文化財課の福田信夫課長に下記の通り出前講座をお願いいたしました。
全国でも有数の規模を誇る武蔵国分寺、数十年にわたってその発掘と研究に従事し、深い見識を有する福田信夫課長が発掘エピソードとその成果を語ります。
ご興味をお持ちのご友人をお誘いのうえ、皆さま是非ご参加ください。

会員以外の方も参加できます。
お問い合わせ、参加申し込みはメールにて:
meisui.keikan@gmail.com
     

●日時:2011年1月15日(土)午後6時~8時

●会場:国分寺市本町・南町地域センター 集会室・学習室
国分寺市南町3-21-1   Tel.042-326-1700
JR中央線国分寺駅南口下車徒歩3分 駅ビル駐車場隣り

●講師:福田信夫さん(国分寺市教育委員会ふるさと文化財課課長)

●演題:鎮護国家の大伽藍武蔵国分寺の全貌
―半生をかけた発掘(参加)からわかったこと―

●参加費:無料

2010年11月18日木曜日

11/12開催の拡大幹事会報告(要旨)

■11/12開催の拡大幹事会報告(要旨)(10/11/15事務局:田邊和子)
日時:2010年11月12日(金)18:00~19:30
会場:国分寺市本町・南町地域センター 集会室・学習室
参加者:4名

検討事項:
1.2010年12月3日開催のバス旅行「下野国分寺めぐり」の件
①役割分担
 ②費用関係
 ③その他
 ・当日のガイド資料:松本さんが下書きし酒寄先生の校閲を受けたものを用意する。
 ・その他の配布資料:当日のコース表は松本作成
 ・参加者全員の集合場所(国分寺駅南口前と新宿スバルビル前)はどちらかを確認する。
(国分寺・小金井在住者は国分寺駅前に集合。その他の参加者は新宿集合)
・参加者名簿:松本用意
 ・武蔵国分寺に関する資料:田邊用意
 ・アンケート用紙、入会用紙、領収書、名水の会のチラシ、入会案内:畑中用意
 ・集合場所(国分寺駅南口前と新宿スバルビル前)の地図:畑中作成
 ・11月12日までの参加者は16名。目標まであと8名です。チラシを配り、参加者を募る。

2.12月17日開催の「湧水保全フォーラム全国大会inひがしくるめ」の件
日時:2010年12月17日(金)午後1時~5時半
会場:東久留米生涯学習センター(東久留米市中央2-6-23)
主催:「湧水保全フォーラム全国大会inひがしくるめ」実行委員会、東久留米市
後援:国土交通省、環境省、東京都
協賛:社団法人関東建設弘済会、東京みらい農業協同組合、山崎製パン株式会社、武蔵野工場、東久留米市商工会、コカ・コーライーストジャパンプロダクツ、株式会社多摩工場、クローブライト株式会社
内容:
Ⅰ基調講演 東京都土木技術支援・人材育成センター技術支援課 (地盤・地質担当)國分邦紀氏Ⅱ話題提供
1. 山形県遊佐町 鈴木康之氏(遊佐町の活動)
2.水みち研究会代表 神谷博氏「武蔵国分寺の立地と真姿の湧水」
3.埼玉県環境部環境科学国際センター 金澤光氏(ムサシトミヨに関する話題提供)
4.東久留米市「湧水・清流保全都市宣言に向けて」他を予定
Ⅲポスター発表など
①ポスター作製の件

3.2011年1月の定例学習会日程の件
   ・来年1月の定例学習会は通常なら第二金曜日の1月14日(金)になるが、出前講座
    講師に予定しているふるさと文化財課福田課長の都合がつかないと判明。土・日
    の方が都合がよいと言うことで、1月15日(土)午後2時~4時で依頼する。
   ・演題に関しては松本さん担当。松本さんよろしくお願いいたします。
   ・出前講座の会場は本町・南町地域センターの予定。30名程度の参加者が欲しい
    ので演題と会場が決まり次第、声掛けをし参加者を募ることとする。
4.その他

2010年11月16日火曜日

第4回湧水保全フォーラム全国大会inひがしくるめ

■湧水保全フォーラム全国大会のご案内(10/11/16 神谷博)

12月17日に東久留米で全国湧水保全フォーラムが開かれます。
私は発表者の一人になっており、「真姿の池湧水と武蔵国分寺の立地」というテーマで話題提供をします。会としてもポスター展示で参加することになりました。
フォーラムに参加するには事前登録が必要で、当日参加はできませんのでご注意ください。
できれば会から4~5名の参加が欲しいところです。よろしくご検討をお願いいたします。
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「湧水保全フォーラム全国大会 in ひがしくるめ」
①日 時 平成22年12月17日(金) 午後1時~午後5時30分
②会 場 東久留米市中央町2-6-23  東久留米市立生涯学習センター

2010年11月5日金曜日

下野国分寺めぐりのご案内

■下野国分寺めぐりのご案内(10/11/5 企画担当:松本浩男)

第一回「下総」に続く第2回の「下野国分寺めぐり」は12月3日(金)に催行することになりました。同行解説は国学院栃木短大教授で栃木県文化財審議会委員の酒寄先生です。仏教史とりわけ慈覚大師円仁さん研究の第一人者です。下野国庁跡(栃木市)を除き他の遺跡については下野市の学芸員にも解説をしてもらいます。
平地ですので前回ほど歩きません。バスを借りて移動します。下記のプランは現時点での案です。(変更の可能性あります。詳細は決まり次第お知らせします)

●集合:6時50分国分寺駅前集合、7時出発/8時新宿駅集合(酒寄先生合流)、8時10分出発
●新宿の集合場所:新宿スバルビル前(新宿駅西口、安田生命ビル近く)
●参加費:5000円 弁当持参
●予定コース:①下野国庁跡・資料館→②下野国分僧寺・尼寺→③しもつけ風土記の丘資料館(昼食)→④北台遺跡・東山道遺構(久保公園)→⑤下野薬師寺跡(日本3戒壇のひとつ)・薬師寺歴史館・安国寺六角堂

2010年11月1日月曜日

「第二次国分寺市まちづくり条例改正原案」出前説明会報告

■「第二次国分寺市まちづくり条例改正原案」出前説明会報告(10/10/28事務局:田邊和子)
 日時:2010年10月27日(水)15:30~16:30 会場:国分寺市第1庁舎 3階 第2委員会室
 当会出席者:4名
 市:中島都市計画課長、中村建築指導課長、浅見都市計画担当、都市計画課細川、鈴木 以上5名
 配布資料:
 ①第二次国分寺市まちづくり条例改正原案の策定に当たって
 ②第二次国分寺市まちづくり条例改正原案の概要 ③国分寺市まちづくり条例改正原案
 ④《パブリック・コメント(意見提出手続き)》「第二次まちづくり条例改正原案」への意見募集

 市側出席者の自己紹介に続き、資料①、②に沿って中島都市計画課長よりまちづくり条例の骨格と主な改正内容等の説明。続いて、中村建築指導課長より斜面地における建築物の制限等に関する説明。別表2、別表3関係等の改正内容の説明後、市民との質疑応答がありました。
 今回の改正内容は、公共施設及び公益施設の整備基準(公園等、消防施設など)並びに開発事業の整備基準(外壁の後退距離、建築物の高さなど)を中心に、第一次改正で取扱わなかった事項についての改正と調整会制度の導入と建築基準法に基づく斜面地における建築物の制限事項の規定が主なものです。配布資料の予備が2部あります。ご希望の方は事務局までご連絡ください。

《パブリック・コメント(意見提出手続き)》 平成22年10月1日(金)~11月1日(月)  

2010年10月16日土曜日

名水の会「東山道武蔵路跡保存整備工事に関する意見書」に対する教育長の回答書

2010年9月14日名水の会会員11名の連名で国分寺市長と教育長宛に「東山道武蔵路跡保存整備工事に関する意見書」を提出しましたが、10月15日教育長名の回答書が届きました。
事業者に対する市の説明不足によってこのような結果になったことを認めています。
この責任の所在はどこにあるのでしょうか。

9月14日名水の会会員連名による「東山道武蔵路跡保存整備工事に関する意見書」:
http://masugata.blog.so-net.ne.jp/2010-09-15-4
これまでのレポートは、真姿の泉TODAY[[トピックス-3]歴史・文化財をめぐる風景]にまとめてあります:
http://masugata.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300894306-1


--------(10月15日教育長名の回答書)----------
国教教ふ収第467号
平成22年10月1日

国分寺・名水と歴史的景観を守る会殿

国分寺市教育委員会
教育長  松井 敏夫


東山道武蔵路跡保存整備工事に関する意見書について

 既にご案内のとおり,このたび,8月5日付け官報告示により,旧東京都指定
史跡東山道武蔵路(武蔵国分寺跡北方地区)区域及び旧市立第四小学校跡地区
域が,国指定史跡に追加指定されるとともに,史跡名称が「武蔵国分寺跡 附
東山道武蔵路跡」に変更されました。
 これは,東山道武蔵路跡の学術的な重要性によるものであるとともに,国分
寺市(以下「市」という。)が,市民とともに永年にわたり保存活用に積極的
に取り組んできた成果ということができます。
 
そこで,市と国分寺市教育委員会(以下「教育委員会」という)では,来る
11月3日に,国史跡指定記念歴史講演会「東山道武蔵路の時代 ― 日本の古代
道路とその保存・活用 ― 」を東京都教育委員会の後援を得て開催する運びとな
りました。
 講演会では,文化庁記念物課の近江俊秀さんと東京大学大学院教授の佐藤信
さんをお招きして,東山道武蔵路の果たした歴史的役割や今後の保存・活用の
あり方について,お話しいただきます。あわせて,旧市立第四小学校跡地で発
見された東山道武蔵路跡遺構の調査成果もご紹介します。
 多くの方々にご参加いただき,共に指定を喜びたいと存じます。

 さて,旧市立第四小学校跡地の売却にあたって教育委員会が行いました確認
調査により,地下遺構が良好に保存されていることや,道路跡側溝や竪穴住居
跡・特殊遺構跡などが重複して発見され,3期にわたる道路跡の変遷を柱とす
る当地における古代の様相が判明しました。
 かかる成果を踏まえて,地区計画(都市計画)において保存範囲を広域に設
定した上で,市が土地利用事業者(以下「事業者」という。)を公募し,事業
が行われているところであります。
 当該保存範囲にかかる保存・活用整備について,教育委員会は,市の付属機
関である国分寺市史跡武蔵国分寺跡整備計画策定委員会(以下「策定委員会」
という。)の答申を踏まえて,「旧第四小学校跡地に所在する古代東山道遺構
の保存・活用整備計画」(以下「計画」という。)を平成22年2月25日に策
定しました。
 教育委員会では,計画に基づき,平成23年度に,保存・活用整備事業を進め
ているところでありまして,現在,本年10月末の工事着手を目途に,実施設計
を取りまとめているところであります。
 この間,事業者とは,公園用地の提供を受けること,周囲の史跡空地を借用
すること,提案を踏まえ一部工事費負担を行っていただくこと,並びに隣接す
る開発事業の姿等との調整があることから,計画策定段階の協議に継承して,
さらなる協議を進めました。
 そこで,事業者からは,隣接する介護老人保護施設の高齢者等への影響から,
照り返しやスケートボード等の遊び場となる危惧から,舗装ではなく,全面を
芝生にして欲しいとの強い要望が出されました。
 事務局では,昨年度,事業者提案を基本に,策定委員会で審議をお願いし,
答申を得ました。その後,教育委員会で決定した計画では,3期に及ぶ道路跡の
変遷などの歴史事実を表し,北側の旧都史跡部分の延長であることを理解して
いただくように,遺構表現手法に共通性を持たせ,北側同様,舗装材による表
現で,色を合わせることを基本としました。教育委員会は,事業者に対してこ
の基本方針を繰り返し、説明しましたが,事業者においては,表現すべき道路
遺構は側溝のみであるとの理解,並びに,仕上げの素材は実施設計において変
更しうるものとの理解が基本にあり,調整が難航しました。原因の一つとしま
しては,この間進めてまいりました協議における事務局の説明が不十分で,そ
の様な認識を持たれてしまったものと受け止めています。

 かかる状況のなかで,7月の市民説明会段階では,事業者との調整はついて
いませんでしたが,1期の道路の間を中心に弾性舗装とし,その他は芝生とす
る案をもって,広く市民意見を伺いました。協議中であり,固まった案ではな
いことを前提に,説明したのですが,なお,不十分であったものと反省してお
り,これにより,急な変更と受け止められてしまったものと認識しております。
 その折の市民意見は,二つに分かれまして,道路遺構が理解でき賛成である
というものと,中央部が弾性舗装であると,照り返しや,スケートボード等
の遊び場となる危惧から反対であるというものでした。

 そこで,教育委員会では,策定委員会の委員長をはじめ,東京都教育委員会
及び文化庁のご指導、ご助言をいただきながら,事業者との協議を進め,7月
末に至り,8月の市民説明会で披露した修正案が出来あがった次第です。
 修正案では,北側と南側で,1期と3期までの側溝間を弾性舗装により表現
しています。中央部は,地区の特性である高齢者等福祉に配慮して,舗装材に
よる照り返し対応と地域交流の場の促進を図るために,1期と3期側溝間を芝
生表示としました。その上で,1期の東側溝の外側と,3期の西側溝の外側を
弾性舗装としました。これにより,道路遺構部を明示しました。
 なお,中央部の芝生表示の中に,1期西側溝と3期東側溝が入ることになり
ますので,草が伸びるなどして,道路遺構としての表現が,不鮮明とならない
ように,今後,適切に管理していく必要があることはいうまでもありません。
 これらの工夫によりまして,計画に定めましたとおり,3期に及ぶ道路跡の
変遷などの歴史事実を表し,北側の旧都史跡部分の延長であることを理解して
いただくことが,一定,できたものと判断しております。この件につきまして
は,文化庁,並びに,東京都の専門官がオブザーバーとして同席された,平成
22年9月10日に開催されました策定委員会におきまして,ご報告し,ご理解
をいただいているところでございます。
 8月の市民説明会においては,修正案に対して,賛成とする意見がある一方,
7月に,道路遺構が理解でき賛成であるという立場の市民からは,修正案では,
東山道を正しく理解するための歴史公園ではなく,事業者の庭になってしまう
との,厳しいご意見をいただきました。
 今回,貴殿からも,同じ趣旨のご意見をいただいた次第であります。
 事務局として,こうしたご意見は重く受け止めているところでございますが,
事業者との協議の事情が基本にあり,一定,委員長及び文化庁,東京都教育委
員会よりご助言をいただくなかで、調整が整った,修正案にて,事業を進めさ
せていただいているところであります。

 今後,歴史公園として,十分活用していただくために,開園後は,担当者に
よる報告会,あるいは学習会や見学会,パンフレットによる周知などが大切で
あると考えています。
 以上のような経過でございますので,何卒,ご理解をいただくとともに,今
後とも,国指定史跡 武蔵国分寺跡 附東山道武蔵路跡の保存・活用整備に,
ご協力をいただきたくお願い申し上げる次第であります。
以上

2010年10月14日木曜日

第二次まちづくり条例改正原案出前説明会

名水の会で「第二次まちづくり条例改正原案出前説明会」の申し込みをしました。
以下の日程・会場に決まりました。

 日時:2010年10月27日(水)15:30~(1時間程度)
 会場:国分寺市役所第1庁舎3階 第2委員会室

 国分寺市では「国分寺市まちづくり条例」の見直しを進めています。
第二次条例改正大綱の決定を経て「第二次国分寺市まちづくり条例改正原案」が作成されました。この改正原案についてのパブリック・コメントの募集が始まっています。募集期間は10月1日(金)~11月1日(月)です。
 市内で活動している団体を対象に、出前説明会を開催するということで、申込みをしました結果、上記の日程に決まりました。
「まちづくり」や「条例」に関心がある多くの皆さま、出前説明会へご参加ください。よろしくお願いいたします。

ご参考までに、主な改正概要を市報10月1日号から転載します。
第二次まちづくり条例改正原案の主な改正概要

「第4章 協働のまちづくり(第12条~第24条)」
(市民と市による地域特性を生かしたまちづくりの仕組みである「まちづくり 計画」について定めた章)

「第5章 秩序あるまちづくり(第25条~第38条)」
(都市計画の提案制度や都市計画の決定等について定めた章)上記2つに対しては内容の変更は行わず、より適切な執行を図るために改正を行います。

「第6章 協働協議のまちづくり(第39条~第84条)」
(開発事業に伴う手続きや基準を定めた章)開発事業の整備基準等を中心に、第一次改正で取り扱わなかった事項の改正を行います。新たに次の事項を規定します。
○紛争調整の仕組みとして、従前の公聴会、開発事業の再考要請制度に替えて、早期の段階から扮争当事者の意見の整理・調整を第三者が行う「調整会」を設けます。
○国分寺崖線を抱える市として、斜面地の建築物と周辺の住環境の調和を図るため、建築基準法の委任規定として、斜面地における建築物の制限に関する規定を設けます。

2010年10月9日土曜日

10月8日(金)開催の拡大幹事会報告(要旨)

●国分寺・名水と歴史的景観を守る会拡大幹事会

日時:2010年10月8日(金)18:15~20:00
会場:国分寺市本町・南町地域センター 集会室・学習室
出席者:6名

Ⅰ.検討事項:

1.諸国国分寺めぐりの件(担当:松本浩男さん)
①第2回国分寺めぐりの開催予定日程は、11月から12月初旬の平日とする。
②マイクロバスの定員に満たなくとも、20名程度で採算が合うよう参加費は一人5,000円とする。参加者募集に関しては、応援可能な団体へ声を掛け協力依頼をする。
③下野国分寺は下総国分寺のようなアップダウンの激しい地形ではないので、バスを出来るだけ活用して移動できる。下野国分寺と国府とは川を隔てている。見学コースに東山道を含めることも可能。
④第2回諸国国分寺めぐり「下野国分寺とその周辺を歩く」で解説と案内をお願いしている国学院栃木短大教授酒寄先生からのご連絡をいただき次第、日程、コース等々を決めることとなる。

2.今後の定例学習会と公開講座の講師の件
①来年定年のふるさと文化財課の福田課長に出前講座を依頼する。時期は来年2011年1月。演題は「私と武蔵国分寺 ― 武蔵国分寺発掘へのおもい」、「建築史と水の関係」、「武蔵国分寺と水」等どうか?
②椚國男さんを講師としての公開講座を来年度開催できるよう準備する。公開講座開催時期は7月。「多摩の古代」、「八王子の文化財保護」等の講演はどうか?椚さんの場合、多摩考古学会、文全協への参加者応援依頼が必要。
③3月の総会での基調講演を石田幸彦さんにお願いしたい。「水郷の話」。

3.第二次国分寺市まちづくり条例改正原案へのパブリックコメント実施と出前
説明会の件
先ず、まちづくり市民会議委員の畑中さんから改正の概略説明。
①10月13日(水)午後1時30分からと午後6時30分からの2回条例改正原案の市民説明会が実施される。会場は国分寺Lホール。内容は2回とも同一。まちづくり条例の改正点を理解するためにも是非この説明会にご参加ください。
②国分寺市では、市内で活動している団体を対象に第二次まちづくり条例改正原案の出前説明会を実施するとの広報があるので、出前説明会を申込むこととする。出前説明会の実施期間は10月14日(木)~29日(金)。 

4.その他
①2011年2月5日(土)開催の環境シンポジウム(会場:東京学芸大学)と2011年2月27日(日)開催の第5回市民活動フェスティバルへの参加の件。例年通りポスター参加してはどうか。市川散策・下総国分寺の報告を「国分寺めぐり」のパネルに仕立てて展示するのが良い。
②2010年12月17日(金)第4回全国湧水保全フォーラムが平成の名水百選に選ばれた東久留米市で開催される。コーディネイターは神谷博さんと森誠一さん。村山先生が指摘されたように武蔵国分寺建立の拠り所の一つは、真姿の池湧水。好処での武蔵国分寺建立は祇園精舎へつながる。今回は市民活動団体「国分寺・名水と歴史的景観を守る会」のメンバーとして第4回全国湧水保全フォーラムに臨みたいと神谷さんが発言。参加者全員賛成の拍手。

Ⅱ.報告事項:

1.緑の基本計画見直し及び国分寺市湧水・地下水保全条例へのパブリックコメントの件
①見直し等検討協議会委員の藤木さんから経過説明。パブリックコメント公表は、11月、3月議会承認と聞いたが、10月18日(月)14:00よりプレハブ第3庁舎で検討協議会が開催される。その時、パブリックコメントの報告も当然出てくるはず。皆さま傍聴よろしくお願いします。

2.2010年9月14日付で市長及び教育長宛に提出した東山道武蔵路跡保存整備工事に関する意見書の件
①ふるさと文化財課では目下回答書を検討している。回答書が事務局に届き次第ご報告します。内容は、8月案で整備工事することに決定しており、10月中に整備工事を始めるとのことです。回答内容を再度検討し、次の策を練ることとする。

3.その他
①第1回全国源流サミット開催のご案内
日時:2010年10月22日(金)~24日(日)
開催場所:山梨県道志村 水源の郷やまゆりセンター
実施主体:第1回全国源流サミット実行委員会
共催:道志村、全国源流の郷協議会、NPO法人源流ネットワーク
後援:国土交通省、環境省、林野庁、山梨県、横浜市、桂川・相模川流域協議会
申込み・問い合わせ先:山梨県南都留郡道志村6181‐1 同志村役場内第1回全国源流サミット実行員会事務局
TEL.0554-52-2111 FAX.0554-52-2572
E-Mail:genryu@vill.doshi.lg.jp
HP:http://www.vill.doshi.lg.jp/

②国史跡指定記念講演会
「東山道武蔵路の時代―日本の古代道路とそれ保存・活用―」
日時:2010年11月3日(祝)午後1時~4時30分(0時30分開場)
会場:市立いずみホール
内容:①基調報告「旧国分寺市立第四小学校跡地の発掘調査成果と保存・活用」
講師:本市ふるさと文化財課職員
②講演「古代道路の発掘と保存・活用」
講師:近江俊秀さん(文化庁記念物課調査官。考古学専攻。)
③後援「東山道武蔵路と古代東国」
講師:佐藤信さん(東京大学大学院教授。日本古代史専攻。現在本市史跡武蔵国分寺跡整備計画策定委員会委員)
定員:320人
費用:無料
問い合わせ先:ふるさと文化財課 TEL.042-300-0073

※すでにご案内いたしましたが、申し込み者が少ないそうで、まだまだゆとりがあるそうです。ご都合つく方は、ご友人をお誘いの上ふるさと文化財課へ電話(042-300-0073)でお申し込みください。
    
③2010臺北國際花卉博覧會TAIPEI INTERNATIONAL FLORA EXPOSITION のご案内
2010台北花博「国際庭園」出展参加
エコ・アジア・五感の庭  ・・・50年後の家族へ・・・
会期:2010年11月6日(土)~2011年4月25日(月)
主催:台北市政府
後援:福岡県・福岡市・北九州市・NPO日本園芸福祉普及協会・(社)日本造園学会九支部・雨水ネットワーク会議・西日本短期大学・北九州義農の会・小規模作業所ドリーム2
協賛:九州電力株式会社・福岡市造園建設業協会・NPO法人プレミア会

④第33回水環境シンポジウムのご案内
「雨を制御し、活用する新たな建築をめざして」
日時:2010年11月13日(土) 13:00~17:00
会場:建築会館 大ホール
JR田町駅、都営地下鉄三田駅(浅草線、三田線) 徒歩3分
〒108-8414東京都港区芝5-26-20  TEL:03-456-2051

参加費:1500円(会員1000円、登録メンバー・後援団体1200円、学生500円)   
申し込み:事前申し込み、定員150名,11月10日締め切り
催し物名称、氏名、勤務先、所属、住所、電話番号を明記しメールまたはFAXにて申し込み

プログラム:
主題説明:小瀬博之(東洋大学准教授)
1.雨水活用システム規準案解説
1)設計規準:神谷博(法政大学兼任講師)
2)製品規準:屋井裕幸((社)雨水貯留浸透技術協会)
3)施工規準:青木一義((株)西原衛生工業所)
4)運用規準:中臣昌宏(文京区文京保健所)

2.コメント「今日の水問題と雨水の役割」
1)島谷幸宏(九州大学教授):流域で取り組む雨水制御
2)古米弘明(東京大学教授):都市の水循環とリスク管理
3)細見寛(国土交通省中国地方整備局副局長):次世代に向けた統合的な治水

3.パネルディスカッション「雨を活用する新たな建築を目指して」
コーディネイター:村井三郎(広島大学特任教授)
パネリスト:神谷博、屋井裕幸、青木一義、中臣昌宏、島谷幸宏、古米弘明、細見寛

①、③、④は神谷さんからのご案内です。ご都合つく方は是非ご参加ください。

2010年10月8日金曜日

名水の会10月定例会は拡大幹事会

毎月第二金曜日は名水の会定例学習会開催日ですが、今月は都合により拡大幹事会を開き、今後の活動につき話し合いたいと思います。多くの皆さまのご出席よろしくお願いいたします。

◆日時:2010年10月8日(金)18:00~20:00
 会場:国分寺市本町・南町地域センター 集会室・学習室
 検討内容:今後の活動 その他

2010年9月15日水曜日

東山道武蔵路跡保存整備工事に関する意見書を市長・教育長に提出

旧第四小学校跡地内の東山道武蔵路跡の保存整備工事が10月から始まるに当たり、当会から大急ぎ整備工事に関する意見書を国分寺市長と教育長へ提出しましたのでご報告いたします。

東山道武蔵路の保存・整備計画の実施設計が突然変更された経緯等は、ブログ「真姿の泉TODAY」の[[トピックス-3]歴史・文化財をめぐる風景]にまとめてあります。ご参照ください。

東山道武蔵路跡保存整備工事に関する意見書

2010年9月14日
国分寺市長 星野信夫様
教育委員会教育長 松井敏夫様

国分寺・名水と歴史的景観を守る会(11名連名)

 このたび国分寺市内の東山道武蔵路の遺構が国指定史跡「武蔵国分寺跡」に追加されることになったことは、大変に喜ばしいことであります。
今回の指定区画のうち旧鉄道学園跡地の部分は平成7年に幅が12mで長さが340mの直線道路の遺構であることがわかりました。この全国でもはじめての大規模な古代道路の発見というニュースは多くの人々の関心と注目を集めました。そしてこの遺跡が都市計画事業により消滅の危機に瀕した時、さまざまの分野の市民が立ち上がって広く保存運動を展開し、その結果行政と事業者の理解を得て遺跡を守ることができたという経緯があったことは周知のことであります。

さてこの度、新たに旧第四小学校跡地で発見された東山道武蔵路遺構もあわせて指定されたことにともない同区画に歴史公園をつくるという「旧第四小学校跡地に所在する古代東山道遺構の保存・活用整備計画」が平成22年2月に教育委員会より公表されました。私たちはこの計画案に対し以下の見解を表明致します。
記

①私たちは教育委員会が掲げた3つの遺構の活用整備の基本方針すなわち1.古代道路のイメージを重視した歴史学習の場としての活用、2.周囲の環境との調和を重視した潤いある公園空間としての活用、3.国分寺らしい郷土文化の形成という3点がそのように実行されるのであればこの計画案を全面的に支持するものであります。
私たちは旧鉄道学園跡地の遺構と旧四小跡地の遺構とは切り離して考えることはできないと思っています。340mの直線道路遺構がいったん地下に消えまた再び旧四小跡地で60mの直線道路遺構に続いていくことを視認できるという感動を大事にしたいと思います。そのためには旧鉄道学園跡地の遺構と旧四小跡地の遺構は同じような道路標示がなされねばなりません。
その意味で計画案の【遺構整備方針】にある1、三期に及ぶ道路跡の変遷や特殊遺構などの歴史的事実をわかりやすく表現する。2、北側の旧国鉄中央鉄道学園跡地の延長部であることを理解させるために、都史跡部分と遺構表現手法に統一性をもたせるという2点には全く同意するものであり、7月4日5日の市民説明会に提出された実施設計素案はこの趣旨を生かしたものとして評価できました。
しかしながら8月20日21日に示された新たなる設計素案はこの【遺構整備方針】の精神に反した後退した案だと考えます。
すなわち8月案は7月案と異なり道路遺構の部分が芝生で、芝生の両側が、西側のマンションと東側の介護老人保健施設側から利用できる舗装の遊歩道という構造になっています。つまり、道路遺構の部分が草地で、その両側が舗装道路になっていてまさにあべこべです。これでは草地の部分が古代道路だとは視覚的に捉えにくいものとなります。
「歩きやすさ・安全面を考慮して弾性舗装に。遺構外は全面芝生に」という市の遺構整備計画がなぜひっくりかえってしまったのでしょうか?
道路面を芝生にするか、弾性舗装にするかはきわめて重要なことだと認識します。
一つは旧鉄道学園跡地の遺跡との整合性の問題、もう一つは見学者、散策する人々が道路遺構を歩きながら古代に思いをはせるには弾性舗装が芝生よりよくかつまた道路遺構の表示にも適切だと判断します。したがって私たちは7月案に戻すよう強く求めます。

②憩いのある公園造り、これも大事なことだと思います。しかし今回は街区公園とは異なりあくまでも歴史遺産の保護と活用、学習の場そしてエコミュージアムとしての史跡公園を造ろうという話で、一般的な公園を造ろうということではありません。ましてや特定の人々のものでもありません。
市内にある東山道武蔵路の遺跡は国分寺市民の遺産から東京都民の遺産となり、さらに今や国民の遺産となりました。この国民の遺産をどう保存し後世に伝えていくかという高度からの視点をもつことが必要だと思います。
全国にも例をみない大規模な古代道路遺構の保存を基軸としたこの歴史公園が当初の基本方針どおりに出来上がるならば国分寺市の文化財保護に対する施策がこれまで以上に評価されると確信します。
市においては原点に立ち返りこの歴史公園構想を当初の計画に基づき進めていくよう切に要望いたします。
以上

2010年9月10日金曜日

第6回公開講座報告要旨(2010年7月4日実施)

7/4の第6回公開講座報告がまとまりました。

■国分寺・名水と歴史的景観を守る会第6回公開講座報告要旨
  日時:2010年7月4日(日)14:00~16:30 会場:国分寺労政会館3階第3会議室
  講師:川端良子さん(東京農工大学国際センター准教授、当会会員)
  演題:旧ソビエト連邦の農業政策による中央アジアのアラル海の縮小
  会費:1,000円 主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会
  参加者:28名(会員12名、非会員16名)


・川端さんはアラル海のあるウズベクスタン共和国とカザフスタン共和国の国情について美しい映像で解りやすく紹介し、アラル海縮小の開始から、塩水濃度上昇が起るまでの時間に湖の中でどの様なことが起ったかを述べられました。

・アラル海は流出河川のない内陸閉鎖湖で、大アラル海と小アラル海に分かれている。シルダリアが流入する北の小アラル海(カザフ共和国)とアムダリアが流入する大アラル海(カザフとウズベク)である。かつて世界第4位を誇っていた当時の湖面積は北海道と同じくらいの大きさで、水深は琵琶湖の二分の一強。しかし1960年代から縮小を続け、現在では回復が望めないほどの状態になっていることが、衛星写真を見るとよく判る。

・その原因は、1950年代に始まった旧ソビエト連邦の農地開発、綿花生産を意図した「緑の革命」と称する上流地域での大規模灌漑農業計画に基づく流入河川からの大量取水です。

・アラル海は砂漠の中にあり、お金にならない湖だったが、1950年代のソビエト連邦科学アカデミーの経済学者は、砂漠を緑化し、綿花栽培や小麦栽培をすれば、漁業収入の5倍以上の収入になる。そのためにアラル海がなくなっても構わない。もし、問題が起これば、北側の川から水路を作って水を流せばいいとの研究論文を発表していた。

・すでに40年以上に及ぶ大規模灌漑農業の結果、アラル海の砂漠化が進み塩害を引き起こし、かつて生息していた生物たちはほぼ全滅、湖の面積は半分以下に縮小、海岸線の後退、塩分や重金属濃度の上昇による漁業の壊滅、残留農薬による飲料水汚染など深刻な環境汚染問題を引き起こしている。

・もはや大アラル海の回復は不可能であるが、小アラル海はまだ回復の見込みがある。2005年小アラル海を救うために両アラル海の境に大規模堤防を設けシルダリア側の流量回復に努めたため、小アラル海の河口付近では徐々にではあるが漁業が行われるようになり、湖岸では植林が進んでいる。また、汚染飲料水による健康被害を改善するため、使用している農薬を人体に安全な化学肥料に変えるなど様々な試みがなされつつある。

・大アラル海の消滅は止むなしというのがウズベキスタン共和国の基本姿勢。綿花栽培をはじめとするアムダリア流域での農業や都市部への水供給を犠牲にできないこと、干上がった湖底からの天然ガス開発が開始され、新たな国家収入が見込まれることなど国家としての生存を優先せざるを得ない事が理由。

・大規模な自然改造を人間が行おうとした結果、アラル海は縮小するべくして縮小したとのことです。これらの環境問題の解決には科学面だけでなく、政治や経済面からの努力が必要だと強調されました。

・その一環として、2009年9月から東京農工大学はJICA(国際協力機構)の支援事業により、ウズベキスタン国立養蚕研究所と共同で「ウズベキスタン共和国シルクロード農村復興計画―フェルガナ州における養蚕農家の生活向上モデル構築プロジェクト―」を開始した事を紹介。

・川端さんは学生時代からアラル海に関心を持ち、1989年から調査を開始。アラル海の研究で博士号を取得されています。

・質問1.農業用水に地下水は利用しないのか?→水深10メートルくらいの被圧地下水を電気で汲み上げている。表層地下水を飲料にしているが、水質は良くない。素掘りの灌漑水路には葦が生えている。水田と言っても輪作するため、葦と一緒に生え、日本の田圃の様ではない。

・質問2.冬用に溜池を作ってはどうか?→アラル海を見捨て、アラル海の南地域に干潟を作り、営巣地にしている。溜池を作って農業をしようとする気はない。

・質問3.綿花の代わりに、サボテンなど乾燥地に強い植物を植える計画はあるか?また、木材から紙を作ってはどうか?→サボテンなどは不可能。南アフリカ原産のアイスプラントはある。トマト等果樹はおいしい。ドライトマトも大変美味である。桑から作った桑の紙サマルカンドペーパーがある。

・質問4.日本人の思う川と中央アジア人の考える川との違いは?→湯水のような感覚は無いが、噴水は大好きです。

質問5.日本の農業をどう思うか?→自給率50%を目指すべきで今が立ち上がる時期ではないか。

・公開講座当日の川端さんは、ご講話にふさわしいウズベキスタン共和国フェルガナ州マルギラン市特産のマルギランシルク製の衣装で登場。色は絹独特の光沢が大変美しいピーコックグリーンでした。熱のこもったご講演と質問を時間通り終え、16時30分に閉会しました。

・参加者からは「アラル海縮小の歴史、原因を科学者の立場から分析してもらい大変参考になった」「アラル海の縮小という状況の中で地元の人々がその環境に順応して懸命に生活を建てなおそうとしている現実が良く分った」等の感想が寄せられました。

・名水の会からの公開講座講師への謝礼金は、全額名水の会へご寄付くださいました。川端先生のご厚情に心から深謝いたします。ありがとうございました。

・公開講座終了後、場所を国分寺市南町3丁目の「居酒屋せが和」へ移し、17時から20時まで懇親会を開催。和やかな愉しいひと時を過ごしました。懇親会参加者は15名。

ご講話を伺い、今求められている大きな課題は、地球全体に求められている持続可能な発展への知恵と行動だと痛感しました。

2010年9月2日木曜日

名水の会9月定例会で、湧水・地下水保全条例と緑の基本計画見直しのパブコメについて検討します(9/10開催)

湧水・地下水保全条例と緑の基本計画見直しの案がまとまり、今日から9月30日までパブリックコメントを受け付けています。どのようなコメントを出すべきか、皆さんで検討する機会をもちましょう。

日時:2010年9月10日(金)14:00~17:00
会場:国分寺市本町・南町地域センター 和室(1.2)
主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会

出されている案の中身もさることながら、案策定の進め方や検討協議会のあり方も問題があります。「市民参加」が形骸化しつつある危機を覚えますが、パブリックコメント自体も有効な仕組みにするべく、皆さまのお力を発揮していただければと思います。

2010年9月1日水曜日

名水の会 7/27,8/5の検討会の報告要旨(事務局からの報告8/28)

二回にわたる検討会は、9月のパブリックコメント実施を前に、国分寺市緑の基本計画見直し等検討協議会委員藤木千草さんの発案での開催。7/27は湧水・地下水保全条例素案に関して8/5は、緑の基本計画に関しての検討、会場の閉館時間間際まで熱心な意見交換が続きました。以下要旨です。

◆検討会 国分寺らしい『湧水・地下水保全条例』をつくろう ~9月実施のパブリックコメントに向けて~
日時:2010年7月27日(火) 18:30~22:00  会場:本町・南町地域センター集会室・学習室
出席者:12名

藤木千草さんの資料:
レジュメ、検討協議会での検討項目一覧表、(仮称)国分寺市湧水・地下水保全条例素案、国分寺市湧水・地下水保全条例素案(修正案)、小金井市の地下水及び湧水を保全する条例、小金井市民堀井光夫さんの参考意見

畑中久美子さんの資料:
湧水・地下水保全条例策定の背後で進む規制緩和の動き、震災時の水確保「昔の井戸」で足りるのか、国分寺市地域防災計画(平成19年3月国分寺市防災会議作成)

梁川律子さんの資料:
災害時の水(国分寺市の断水率、生活用水必要量、災害時の水備蓄状況―国分寺市くらしの安全課のデータより)

検討会内容:
1.2010年6月30日開催に第9回検討協議会に提出された条例素案(修正案)の読み合わせ

2.藤木委員よりこれまでの経過説明と問題点の提起
①「目的」の項がわかりにくい ②地下水の定義の件 ③罰則規定がない 
④個人所有井戸の災害時利用の項目が突然削られた ⑤湧水等保全検討会議の有効性

3.まちづくり条例との関係について国分寺市まちづくり市民会議委員畑中久美子さんからのコメント
①現在、国分寺市緑の基本計画見直し等検討協議会で検討されている「国分寺市湧水・地下水保全条例」はあくまで理念条例なので、開発規制は「まちづくり条例」の開発整備基準に委ねられる。しかし、現在まちづくり条例の第一次改正案が議会で継続審議中で、更に第二次改正案も加わることになるため、最終議決までかなりの時間がかかる。
②行政が変更しようとしているのは、まちづくり条例別表第3(第50条、第71条)開発事業の整備基準。
③国分寺市まちづくり条例改正大網案は庁内会議で作成される。その際、市民会議の答申に沿う内容になるとは限らない。第一次改正案に第二次改正案が加わるので、議決されるまでには相当な時間がかかることは必至。その間、行政の「規制緩和改正案」が運用されることがないように監視をして行かなくてはならない。

4.各条項に関する意見交換
・第1章総則「目的」の項は、前文的だからもっと簡潔にした方が良い。
・「目的」の項は、長い長い一文なので判りにくい。
・第3章湧水等保全検討会議のイニシャティブは市長しか取れないとなると問題である。この検討会議とまちづくり市民会議との関係はどうなるのか?
・水循環の点では弱いかもしれないが、湧水保全を特化した点で良いのではないか。
・深層地下水を切り離したのは、事業に絡むからで、あくまで湧水保全に限定した。
・実効力担保の為の細則は必要ないか?

◆緑の基本計画見直し等検討協議会での水と緑の配置方針・緑地保全計画案等に関する検討会
日時:2010年8月5日(木) 18:30~20:00  会場:本町・南町地域センター集会室・学習室
出席者:8名

藤木千草さんの資料:
①国分寺市緑の基本計画見直し等検討協議会第8回資料
緑地保全及び緑化推進のための施策(修正版) 平成22年5月21日
②国分寺市緑の基本計画見直し等検討協議会第9回資料
緑化を重点的に推進する地区の設定(案) 平成22年6月30日
③国分寺市緑の基本計画見直し等検討協議会第9回資料
計画の推進に向けて(案) 平成22年6月30日
④国分寺市緑の基本計画見直し等検討協議会第8回検討項目
国分寺市緑の基本計画見直し等検討協議会第9回検討項目

藤木委員からの説明後、意見交換。
・5月6日付で協議会委員藤木千草他1名連名で井上課長宛に提出した申し入れ書に対し、井上課長から5月19日の回答があったが、この件に関しては8月23日開催の第10回協議会で報告されることになっている。
・検討協議会のあり方にも協議会委員のあり方にも問題がある。都合により辞めた委員の交替はないのか。
・今回検討協議会で見直される基本計画は20年という長い基本計画であるから、 「・・を検討します」という表現はないだろう。具体的に言えば、緑地保全及び緑化推進のための施策(修正版)2.緑と水の保全・活用④用水及び野川の保全・復元の項で「・・・湧水の復元・親水性の向上に配慮した整備を検討します。」とあるが、「・・・整備します。」と言い切るべきである。
・10年前の平成13年に策定された緑の基本計画の評価なくしての見直しはない。
・検討協議会委員の意見の位置づけにも問題がある。辞退した委員2名の交替はないのか。
・姿見の池緑地整備に関しては7月16日付で都市計画事業認可された。
・次回第10回検討協議会は8月23日(月)。最終案が提示されるので傍聴をお願いします。

 9/1から9/30までパブリックコメントが実施されます。20年スパンの緑の基本計画です。たくさんの意見を出すために、皆さま9/10の検討会へご出席ください。よろしくお願いいたします。

2010年8月20日金曜日

名水の会からの陳情実る~府中市、家康御殿と国司の館跡を保存へ

府中市のJR府中本町駅近くのイトーヨーカ堂建設予定地の発掘調査で、家康の「府中御殿」跡や奈良時代の国司の館跡など重要な遺構が見つかっていましたが、今年6月、文化財関係筋から、それらの遺構の保存について、きわめて悲観的な状況であり、間もなく大型スーパーの建設が始まるとの情報がはいりました。
名水の会ではそれを受けて、ただちに府中市議会議長宛に保存への陳情書を作成し、6月7日提出いたしました。
その直後の府中市議会でも保存への要請が出され、府中市当局も保存の方向へ大きく舵を切った模様。

昨日朝のNHKで、「“府中御殿”建物跡を保存へ」の第一報が流れました。
府中市では、8/26に発表する予定だったそうですが、先にNHKに出てしまったので発表を早め、間もなく新聞にも載るとのことです。

NHKニュースは下記で動画が見られます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100819/k10013440511000.html

動画は多分、間もなく見られなくなると思いますのでお早めに。文章を下に転載しておきます。

---(転載)-----

“府中御殿”建物跡を保存へ

8月19日 10時36分

東京・府中市で見つかった、徳川家康がたか狩りをするときに宿泊した「府中御殿」とみられる建物の跡について、府中市は、きわめて貴重な遺跡だとして、土地をおよそ27億円で買い取り保存する方針を固めました。

府中市のJR府中本町駅近くにある、広さおよそ7800平方メートルの大型スーパーの建設予定地では、ことし5月、徳川家康がたか狩りをする時に宿泊した「府中御殿」とみられる建物の跡や、奈良時代に古代の武蔵国を治めていた役人の館とみられる跡などが相次いで見つかりました。府中市は、これらはきわめて貴重な遺跡だとして、大型スーパーなどと話し合いを進めた結果、土地を所有する東京・中央区の会社からおよそ27億円でこの土地を買い取り、保存する方針を固めました。府中市は、遺跡として保存するため国の史跡に指定するよう文化庁に申請していて、認められれば、国や東京都から購入費用の90%まで補助を受けられるということです。府中市は今後、遺跡の活用方法について市民に意見を募り、遺跡の魅力を生かした街づくりを進めることにしています。
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