鮮明なワード版:勅使河原先生公開講座チラシWEB.doc
「国分寺・名水と歴史的景観を守る会」では、会員のみならず一般の方からも参加をつのる「全国国分寺巡り」をこれまでに4回主催、このほか、2005年から年に1~2度、公開講座も開催しています。
今回は第8回目となり、テーマは縄文文化について。
私たちにとって身近な野川沿いの国分寺崖線上にも、たくさんの縄文遺跡があります。
事前の打ち合わせで、講師の勅使河原彰先生(考古学)から、
あの芸術的造形の縄文土器を、縄文人は日常の道具として使っていた!
東日本は縄文文化の先進地帯!
縄文人が年中涸れない湧水のそばを選んで居住したのは“定住”の証!
など、予告的なお話をうかがい、興味津々です。
魅力いっぱい、謎の尽きない縄文を、勅使河原(てしがわら)先生と一緒に紐解きましょう!
質問・懇談タイム、たっぷり取ります。
公開講座ですからどなたでも参加できます。
ふるってご参加ください!
事前に申し込みが必要ですので、下記をお読みください。
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国分寺・名水と歴史的景観を守る会 第8回公開講座
縄文文化に見る東西日本の地域差~湧水が歴史に果たした役割~講師:勅使河原(てしがわら) 彰(あきら)氏(考古学者)
日時:2012年9月16日(日)14:00~17:00
会場:国分寺市立本多公民館ホール
地図:http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/shi/003022.html
国分寺市本多1-7-1 042-321-0085
JR国分寺駅北口下車徒歩8分(3つ目の信号右折)
※駐車場が狭いので、車でのご来場はお避けください
会費:500円(資料代込み)
定員:60名先着順(要申し込み)
主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会
◆講師プロフィール◆
1946年、東京都生まれ。1975年、明治大学文学部卒業。専攻は日本考古学(主に縄文時代)。在学中は戸沢充則氏に学ぶ。現在、文化財保存全国協議会常任委員。主な著書に、『歴史教科書は古代をどう描いてきたか』(2005年、新日本出版社)、『縄文文化』(1998年、新日本出版社)、『日本考古学の歩み』(1995年、名著出版)、『日本考古学史―年表と解説』(1988年、東京大学出版会)など。主な共著に、『日本列島石器時代史への挑戦』(2011年、新日本出版社 安蒜政雄氏と共著)。2001年、第2回尖石縄文文化賞を受賞。
◆講座概要◆
縄文の時代の日本列島では、東日本と西日本とでは遺跡の分布と集落の規模については大きな差があった。そのような東西日本の地域差はどのようにして生じたのであろうか?東日本には台地が広く発達し、丘陵地も多く、広大な裾野が形成され、豊富な湧き水がある。総じて東日本は縄文人が集落を営むのに好適な場所が多い。一方、西日本では河岸段丘や丘陵の発達があまりみられず、ほとんどの地域で平坦地と湧水にめぐまれていないことから、縄文人が集落を営むのは、かなり限定的とならざるをえない。野川にも見られるように、縄文文化における湧水や川の果たした役割をさぐる。
◆参加申し込み◆
(必ず事前申込みをしてください)
電子メールにて9月13日(木)までに、
お名前、ご住所、電話番号、人数をお知らせ下さい。
●電子メール:meisui.keikan@gmail.com
閉会後、同じ会場で希望者による懇親会をいたします。
懇親会費:2,000円
参加希望者は、申し込みの際、その旨をお知らせください。
会員以外の方も懇親会にご参加いただけます。
国分寺・名水と歴史的景観を守る会のブログ:http://meisui-keikan.blogspot.jp/